膝の痛みと一口に言いますが、人によって痛むタイミングが違います。歩くと痛む、走ると痛む、階段の上り下りのときに痛む、膝を曲げると痛み正座ができない、座って安静にしていても痛む、など、さまざまな動きが原因で痛みが起こっています。
また、膝が重くて階段を上がりにくい、膝がだるい、膝を動かすとガリガリ、ゴリゴリ音がするような不快感がある、膝が腫れる、足を引きずる、足が上がらない、膝が伸びない、曲がらない、膝がずれる、膝がガクッとする、膝がグラグラして頼りにならない、といった症状の人もいます。
ケガによる痛みか試してみましょう。
膝をひねった直後に痛み出したときは、同じように膝をひねってみて、痛みが出るかどうか試してみましょう。同じような動作で同じような痛みが起きるときは、膝の内部や周辺にケガをしていることが考えられます。
特に、その後も同じポーズやスポーツをするたびに痛みが起こる時は、じん帯や半月板などが傷ついている可能性も。痛みが繰り返されるときなどは一度、整形外科医にきちんと診てもらう必要があります。
変形性膝関節症とは、太ももの骨とすねの骨の表面にある軟骨が何らかの理由で削れ、骨がゆがんでしまうという病気です。
高齢者の膝痛の原因の半分以上を占めています。これ以上悪化させないようにして、痛みを軽減するには、軟骨が今以上に削られないようにするのが最も重要です。軟骨の細胞が削れて骨がゆがんでしまう第一の理由は、加齢でも運動でもなく、軟骨細胞が酸素を得られないために死んでしまうことです。